十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍とは

十二指腸潰瘍とは、胃液に含まれる塩酸、ペプシンにより十二指腸が欠損することにより起きる病気です。消化性潰瘍といわれ、強力な消化液の胃液(攻撃因子)と胃壁を守る粘液(防御因子)のバランスが崩れる(胃酸過多)ことで十二指腸を破壊してしまいます。胃潰瘍は、40歳以降の人に多くみられるのに対し、十二指腸潰瘍は10〜20代の若年者に多くみられ、十二指腸潰瘍人は、過酸症であることが圧倒的に多いのです。また、十二指腸の壁は胃より薄いことから穿孔といって穴が開きやすいです。痛みは、みぞおちを含む上腹部右周辺の痛み(十二指腸の位置)や背中の違和感痛みなどで、胃酸過多によるものは空腹時や夜間に痛みが出やすい食事を消化した内容物による影響として食後2~3時間で痛みがあります。他の症状としては胸やけ、胃や腹部の不快感、吐き気、食欲不振、貧血などです。

主な原因として

  • ストレス…最も大きく影響している原因です。
  • 胃酸の出過ぎ
  • ピロリ菌…最近の結果では、ピロリ菌の十二指腸潰瘍への関与はほぼ100%とされています。十二指腸潰瘍になった患者の7割にピロリ菌を保有している結果も出ています。

他にも、薬剤で非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs:エヌセッド)アスピリンが原因としても有名です。エヌセッド(アスピリン)を服薬すると、胃の防御機構が障害され潰瘍を形成するのです。エヌセッドに由来する潰瘍の特徴は、上腹部痛などの症状を伴わない例が多いので、治療を受けないまま悪化して出血を起こしたり、難治性の潰瘍に移行する例が多いといわれています。

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